セミ
- AICF Japan
- 2025年9月1日
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セミの寿命はとても短いと言われています。わずか一週間とか、あるいは十日間ほどとか言われていますが、実は自然界では、一月程は元気いっぱい命の限り鳴き続けるそうです。いや、一月でもやはり短いでしょうか。けれどもこの期間、セミは体中を震わせて、夜が明けてから日が沈むまで、力いっぱい鳴き続けるのです。あの小さな体からとは思えないような大きな命の音を、響かせ続けるのです。そのような力は、いったいどこからくるのでしょうか?
セミは、実は短命な昆虫ではありません。地上では一月程度の寿命ですが、地上に出てくる前の幼虫期は、実は他の多くの昆虫よりもずっと長いのです。アブラゼミの幼虫期は6年もあり、他のセミでは17年も地下で暮らす種類もいます。セミは短命な昆虫ではなく、むしろ長寿の昆虫なのです。
とても長い間、暗い土の中で生き続け成長する中で、セミの生命力は増し加えられ、暑い夏の中あれだけ大きなボリュームで鳴き続けることができるようになるのです。これはスポーツや音楽、その他のことにも言えるものです。長い期間、下積みのような陽の当らない所でコツコツと地道に努力を重ねて練習する中で、いつしかとても確かな力や技術が身につき、表舞台や競技の場に出てくる時に、すばらしい活躍ができるようになってくるのです。
イエスも、ご自身を世に現わして神の働きを公けになさるようになるまで30年もの間、大工の子としての歩みをコツコツと重ねられました。私たちも、陽の当らない所での地道な信仰生活を大切にして、霊的に着実に成長して、主の栄光のために、命のすべてを使って力の限り現わして行くことができるように、コツコツしっかり愛の信仰の歩みを重ねてまいりましょう。
Pastor Takeshi




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